ハイドロキノンって、何?

ビーグレンに使われていて、注目されているハイドロキノン

 

笑顔の女性

 

名前は聞いたことがあるけれど、具体的にはどんな成分なのか知らない!

 

そんな方の為に、ハイドロキノンとはどんな成分なのかを解説いたします。

 

ハイドロキノンは現在、美白成分として最高レベルに効果がある成分です。

 

しかし驚くべき事に、元々は写真(デジタルカメラではない方の、です)の現像に、ハイドロキノンは用いられているのです。

 

じつは私もも、化学の授業で『ハイドロキノン=写真の現像に使う物質』と学んでいたので、化粧品にも配合されていると知った時は、「嘘でしょ?あんな物が?」と非常に驚いたものです。

 

その次に、「これ、本当に化粧品なんかに配合していいの?」と疑問に思ったのですがーーこれに関しては、Aで説明いたします。

 

ハイドロキノンって、美白にどんな風に効くの?

紫外線

美白にハイドロキノンがどう関係してくるのか?

 

それを説明する前に、美白の大敵、つまりメラニン色素が、どうやって体内で作られるのか、お話しておきたいと思います。

 

太陽光が肌に届くと、日光による害を防ぐ為に、メラニン色素が作られます。

 

が、このメラニン、原材料は何だと思われますか?

 

なんと、体を形成しているアミノ酸の一種、チロシンが原材料なのです。

 

もっとも、直接チロシンがメラニンに変わる訳ではなくて、段階をへてメラニン色素に変わります。

 

この時、チロシンは酸化され続けて、メラニン色素になります。

 

簡単に書くと、

 

チロシン→(酸化)→……(酸化)→メラニン

 

という感じです。

 

ここで、化学の用語をもう一つ使います。「還元」という言葉です。

 

覚えて頂きたいのは、「酸化」と「還元」は反対の意味を持つ、という事です。

 

さて、ここからが本題です。

 

ハイドロキノンが、美白、つまり、メラニン色素をどうやって減らすか、に何故効果があるのか、という話に戻ります。

 

ハイドロキノンには、強烈な「還元」作用があるのです。

 

つまり、メラニン色素を作る「酸化」作用に対抗する力がある、という事です。

 

先程、写真現像するのにもハイドロキノンが使われると書きましたが、実を申しますと、ハイドロキノンって化学薬品として使われるだけではなくて、自然界にも沢山存在しています。

 

多くの植物の中に、アルブチンの一種、として。

 

ビタミンCが美白に効く事は皆様ご存知だと思いますが、ビタミンCは還元作用を持っています。

 

そしてアルブチンはメラニンを作る酵素の邪魔をする性質があるので、美白成分として配合されています。

 

ですからハイドロキノンは、ビタミンCとアルブチンが一体になった形になる訳で、非常に優れた美白成分なのです。

 

ハイドロキノン配合化粧品を使用する時の注意点

ここまでは、ハイドロキノンがもつ「良い特徴」を挙げてきましたが、「悪い特徴」について、ここで説明します。

 

私が「これ、化粧品に入れていいの?」と思った理由。

 

それは、ハイドロキノンが余りにも強い還元作用を持っている、つまり酸化されやすい物質だからなのです。

 

酸化→メラニン色素

 

察しのよい方ならお気づきでしょう、肌に残ったハイドロキノンは紫外線の影響を受けて、美白効果を台無しにしてしまうのです。

 

美白どころか、肌が余計に黒くなってしまいます!

 

この副作用を防ぐ為に、使用する時や使用後は、目安としてSPF30以上、PA++以上でなおかつ強力なウォータープルーフ効果がある日焼け止めを、必ず使用してください。

 

ハイドロキノン配合化粧品で、かえって肌が黒くならないよう、ご使用はくれぐれも慎重に!